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HATO文化編集部

NPO法人アートフル・アクション
2025

NPO法人アートフル・アクション

インタビューと記録,パンフレットの編集,リーフレットの編集協力

小金井市を拠点に市民、自治体、学校と連携し「地域におけるアート」の可能性を追求するNPO法人アートフル・アクションが2024年度アーツカウンシル東京の事業「東京アートポイント計画」として、多摩地区の3つの小学校で行った取り組み「多摩の未来の地勢図」の報告書3種の編集に協力しました。

都心と比べると自然が豊かな一方で、近代には戦争の爪痕を残す多摩地区。そんな地域特性を背景に、NPO法人アートフルアクションによって進められた小学校におけるいくつかの試み——例えば、戦時中に軍事拠点が置かれた町の小学校に戦争をテーマに表現活動を行う現代アーティストが小学生として子どもたちと机を並べて滞在する。あるいは自然豊かな奥多摩の小学校で子どもたちが「わたしはどこにいるのか」という視点から地域を学んでいくなど——に並走し、小学校に通い、授業の様子を写真で記録しました。

『つくることを考えてみよう 表現のひろがりと可能性をめぐる』では、詩人の山崎佳代子さん、彫刻家の安藤榮作さん、美術家の呉夏枝さん、アーティストの曽我英子さん、原爆の図丸木美術館学芸員岡村幸宣さんへのインタビューを通して、アーティストの視点にふれることができ、学校だけではなく社会におけるアートの可能性をも感じることができました。

これらは、以下のアーツカウンシル東京ホームページでもご覧いただけます。